2011年12月14日水曜日

トンカビーンズ精油(エッセンシャルオイル)の香りと性質(効果・効能)


トンカビーンズ


甘く暖かい感じ、カラメルに似た干し草の香り

ドイツのクリスマスの菓子シュトーレンの香料として使われています。

トンカビーンズの香りは、優しく明るいメロディーか、快いポエジーを想いおこさせてくれます。
おおらかで、落ち着いた気分にしてくれ、すべてを快い親しみのこもった光の中に包んでくれます。

イランイランジャスミンパチュリークミンとブレンドすると、トンカビーンズ精油(エッセンシャルオイル)の官能的な面が目覚めてきます。

ラベンダーバラギンバイカとブレンドすると無邪気で軽い感じとなります。
ネロリジャスミングレープフルーツとブレンドすると気持を高揚させ抗鬱対策に適しています。
バニラゼラニウムとブレンドすると親しみがこもり、気持を和らげてくれます。

月経前の諸徴候にはグレープフルーツローマンカモミールネロリとともにトンカビーンズ精油を浴槽に垂らして入浴することをおすすめします。

(スザンネ・フィッシャー・リチィ:天の香りより)
http://coonel.net/SHOP/1001.html


アマゾン地帯に自生する高さ25メートルになるこの樹木の黒豆に似た種子は、クルマバソウのようなすばらしい香りがします。
第二次世界大戦前までは、「トンカビーンズ」はナツメグ同様どの料理にもなくてはならないもので、フルーツサラダ、または料理に一つまみ入れると、すばらしい薬味になるそうです。
アメリカのシャーマンはこの豆を数個、常にお守りとして悪霊除けに革袋に入れて持ち歩くそうです。
トンカビーンズ精油はすべての「魂の香り」をすばらしくまろやかなものにし、ビロードのようにやわらかい、エロティックなノートを与えます。

(植物の癒力~ドイツアロマテラピーの標準教科書~より)
http://coonel.net/SHOP/1077.html

2011年12月5日月曜日

オレンジ精油(エッセンシャルオイル)の香りと性質(効果・効能)

オレンジ

万人に好まれるフレッシュで明るくフルーティな香り

オレンジの皮からとった精油は暖かく、甘く、官能的で、いきいきとした輝きがあります。
オレンジ精油は暖かみ、明朗さ、フレッシュな屈託のなさを伝え、未知のことに対する不安を取り除き、新しいものに好奇心をおこさせます。
気持を鎮め、リラックスさせ、前向きにしてくれます。

レモン精油オレンジ精油は一組のペアにたとえられます。
両者ともエネルギーを与えますが、レモン精油は精神をリフレッシュし、全力を傾ける能力としての男性原理を体現しています。一方オレンジは情緒と心をしっかり支えてくれるため、全世界を再びこの腕に抱きしめたくなるという女性原理を体現し、物事をオープンな心で見つめられるように手を貸してくれます。

オレンジ精油はすばらしい居住空間の香りで、気分をポジティブに、朗らかにし、また調和のとれた創造的な気分にもしてくれます。
オレンジ精油は他の多くの精油とよく混じり、柔らかく、暖かい香りを作りますが、特に合うのは蜂蜜オイルジュニパーベリーのような暖かい香りや、イランイランネロリのようなフローラルな香りです。
ヨーロッパでは、クリスマス時期の香りとして、シナモンと一緒に使われます。

オレンジ精油は乾燥し、炎症をおこした汚れた肌をいたわり、症状を和らげてくれます。
肌の再生力を高め、老化肌とかさかさの角質化した個所にうるおいを与えます。
表皮を柔らかくし、血行をよくするので、血行が悪く冷えやすい肌の部分に理想的な精油です。
リンパの流れをよくし、組織の老廃物のつまりを除く作用もあります。

オレンジ精油は気分を明るくして、心理的な問題からくるさまざまな症状(神経性の胃痛や下痢など)を緩和して食欲を促し、生きる力を与えてくれるといわれています。


(スザンネ・フィッシャー・リチィ:天の香りより)
http://coonel.net/SHOP/1001.html