2014年2月13日木曜日

自然香水2

自然香水の作り方


 香水は普通、精油をアルコールに溶かし、2~3週間ねかせて熟成させます。

 精油の含有量により、オーデコロン、オードトワレ、香水ができます。

 オーデコロンはアルコール中の芳香精油の割合が最も低く3%、オードトワレは4%、香

は15~30%の精油を含んでいます。薬局で純粋アルコールを買ってきてください。

 アルコールの代わりにホホバオイルをベースにして自然香水を調合することもできます。

これは肌に優しく、アルコールほど肌を乾燥させないし、香りを長い間肌にとどめておくこと

ができます。


10mlのホホバオイルに3つのグループの精油を総量で15~20滴調合します。

香りをまぜたとき、その要素をトップノート、ミドルノート、ベースノートの3つのグループに分

けることができます。


◆ トップノート ・・・ 香水の香りの特徴をあらわす匂い

             最初に鼻に達するフレッシュでフルーティーな香り

   レモン ベルガモット オレンジ マンダリン ライム レモングラス  

   ミント ユーカリ バーベナ グレープフルーツ


◆ ミドルノート ・・・ 香水のハート、中心をなす香り

   バラ イランイラン ジャスミン ゼラニウム ラベンダー ローマンカモミール

   レモンバーム クラリセージ ギンバイカ ネロリ


◆ ベースノート ・・・ 朝あるいは昼に振りかけた香水の成分のなかで、夜になっても香り

              の残っている精油

   サンダルウッド ローズウッド サイプレス 高山マツ ジュニパー パチュリー

   オークモス トンカビーンズ バニラ 安息香 乳香 シストローズ 蜂蜜オイル


あなたの精油をこの原則に従って分類し、各々のグループからいくつか選んでください。



まず、ベースから始めます。

数滴をホホバオイルにたらして、よく振り、肌につけて試してみます。

次に、ミドルノートの精油を選び、最後にトップノートを選びます。


ほんの数種類の精油から試してみて、繰り返し肌に塗ってみて下さい。

仕上がった香水を2週間熟成させ、精油同士をなじませます。

精油の蒸留器


自然香水はその人の肌の匂いと一緒になって、同じ香水でも人によって全く違う匂いがすることが

あります。

自分の個性をきわだたせ、輝きをいっそう強める香りを調合してみてください。


(スザンネ・フィッシャー・リチィ:天の香りより)
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