自然香水の作り方
香水は普通、精油をアルコールに溶かし、2~3週間ねかせて熟成させます。
精油の含有量により、オーデコロン、オードトワレ、香水ができます。
オーデコロンはアルコール中の芳香精油の割合が最も低く3%、オードトワレは4%、香水
は15~30%の精油を含んでいます。薬局で純粋アルコールを買ってきてください。
アルコールの代わりにホホバオイルをベースにして自然香水を調合することもできます。
これは肌に優しく、アルコールほど肌を乾燥させないし、香りを長い間肌にとどめておくこと
ができます。
10mlのホホバオイルに3つのグループの精油を総量で15~20滴調合します。
香りをまぜたとき、その要素をトップノート、ミドルノート、ベースノートの3つのグループに分
けることができます。
◆ トップノート ・・・ 香水の香りの特徴をあらわす匂い
最初に鼻に達するフレッシュでフルーティーな香り
レモン ベルガモット オレンジ マンダリン ライム レモングラス
ミント ユーカリ バーベナ グレープフルーツ
◆ ミドルノート ・・・ 香水のハート、中心をなす香り
バラ イランイラン ジャスミン ゼラニウム ラベンダー ローマンカモミール
レモンバーム クラリセージ ギンバイカ ネロリ
◆ ベースノート ・・・ 朝あるいは昼に振りかけた香水の成分のなかで、夜になっても香り
の残っている精油
サンダルウッド ローズウッド サイプレス 高山マツ ジュニパー パチュリー
オークモス トンカビーンズ バニラ 安息香 乳香 シストローズ 蜂蜜オイル
あなたの精油をこの原則に従って分類し、各々のグループからいくつか選んでください。
まず、ベースから始めます。
数滴をホホバオイルにたらして、よく振り、肌につけて試してみます。
次に、ミドルノートの精油を選び、最後にトップノートを選びます。
ほんの数種類の精油から試してみて、繰り返し肌に塗ってみて下さい。
仕上がった香水を2週間熟成させ、精油同士をなじませます。
精油の蒸留器 |
自然香水はその人の肌の匂いと一緒になって、同じ香水でも人によって全く違う匂いがすることが
あります。
自分の個性をきわだたせ、輝きをいっそう強める香りを調合してみてください。
(スザンネ・フィッシャー・リチィ:天の香りより)
http://coonel.net/SHOP/1001.html
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