2014年8月2日土曜日

ぐっすり睡眠・スッキリ起床

厳しい暑さが続いています。
睡眠不足による夏バテも心配ですね。
身体本来の睡眠リズムを呼びさまして、暑い夏を元気に乗り切りましょう!!


1.朝日を浴びて体内時計をリセット




人間の体内時計は、「1日25時間」周期です。
1日は24時間なので「1時間のズレ」が生じます。
このズレをリセットして24時間に戻してくれるのが、太陽の光です。
「朝起きたらすぐにカーテンを開けて朝日を浴びましょう。
体内に残った眠気ホルモンのメラトニンを一掃してくれます。



2.朝ご飯を食べてスイッチオン!!


寝ている間も身体にはエネルギーが必要です。
そこで活躍するのが「コルチゾール」というホルモン。
蓄えられた肝臓のグリコーゲンや脂肪を分解し、身体や脳にブドウ糖を供給する働きをします。
しかし、ブドウ糖は朝10時ごろまでしかもちません。
不足する午前中のエネルギー源を朝食で補うことが必要です。
睡眠中に下がった体温を上げ、身体をしっかり目覚めさせます。


3.上質の睡眠から目覚めた後が脳のゴールデンタイム



上質な睡眠から目覚めた朝は、1日の中でも脳が一番働くときです。
頭を使う仕事はこの時間に!!
仕事でアイデアを出すならこの時間を有効に活用しましょう。



4.午後の仮眠は15分までに抑えて



昼食後に眠気が襲ってきたら「15分の仮眠」を!!
この仮眠がその後の仕事や家事の効率を上げてくれます。
ただし、これ以上長く眠ると、脳が「睡眠モード」に移行し、夜の寝付にも影響が出るのでご注意を!!
ちなみに、眠気回避には、昼食は体温を上げないメーニューを選ぶこと。
冷たいそばなどがおススメです。


5.夕食で体温アップ





「体温が下がるときに眠くなる」という法則を応用して、夏の食事メニューを一工夫。
夕食は熱々のスープや辛い料理がベター。
就寝3時間前までに食事は済ませましょう!!
お酒は寝付をよくしますが、深い眠りを妨げる中途覚醒を起こしやすいといわれます。
目標起床時刻より早く目覚めてしまうので、寝る前のお酒はNGです。

参考文献:日経interesse No219
     目でみるからだのメカニズム