睡眠不足による夏バテも心配ですね。
身体本来の睡眠リズムを呼びさまして、暑い夏を元気に乗り切りましょう!!
1.朝日を浴びて体内時計をリセット
人間の体内時計は、「1日25時間」周期です。
1日は24時間なので「1時間のズレ」が生じます。
このズレをリセットして24時間に戻してくれるのが、太陽の光です。
「朝起きたらすぐにカーテンを開けて朝日を浴びましょう。
体内に残った眠気ホルモンのメラトニンを一掃してくれます。
2.朝ご飯を食べてスイッチオン!!
寝ている間も身体にはエネルギーが必要です。
そこで活躍するのが「コルチゾール」というホルモン。
蓄えられた肝臓のグリコーゲンや脂肪を分解し、身体や脳にブドウ糖を供給する働きをします。
しかし、ブドウ糖は朝10時ごろまでしかもちません。
不足する午前中のエネルギー源を朝食で補うことが必要です。
睡眠中に下がった体温を上げ、身体をしっかり目覚めさせます。
3.上質の睡眠から目覚めた後が脳のゴールデンタイム
上質な睡眠から目覚めた朝は、1日の中でも脳が一番働くときです。
頭を使う仕事はこの時間に!!
仕事でアイデアを出すならこの時間を有効に活用しましょう。
4.午後の仮眠は15分までに抑えて
昼食後に眠気が襲ってきたら「15分の仮眠」を!!
この仮眠がその後の仕事や家事の効率を上げてくれます。
ただし、これ以上長く眠ると、脳が「睡眠モード」に移行し、夜の寝付にも影響が出るのでご注意を!!
ちなみに、眠気回避には、昼食は体温を上げないメーニューを選ぶこと。
冷たいそばなどがおススメです。
5.夕食で体温アップ
「体温が下がるときに眠くなる」という法則を応用して、夏の食事メニューを一工夫。
夕食は熱々のスープや辛い料理がベター。
就寝3時間前までに食事は済ませましょう!!
お酒は寝付をよくしますが、深い眠りを妨げる中途覚醒を起こしやすいといわれます。
目標起床時刻より早く目覚めてしまうので、寝る前のお酒はNGです。
参考文献:日経interesse No219
目でみるからだのメカニズム