頭のにおいは、大きく分けて2種類
1.頭髪臭
空中に浮遊するにおい物質(たばこの煙・排ガスなど)を毛髪が吸収・吸着することで発生
2.頭皮臭
過剰なフケや皮脂、皮膚炎などが原因で発生
古い脂のようなにおい
頭臭は、髪の内と外の両側からのにおいを吸い込み濃縮して発生します。
におい対策にもなる塩を使った洗髪法
健康な頭皮を覆い保護する皮脂膜は皮脂と汗が混ざり合うことで作られ、そこに常在菌がすむ。
脱脂力の強い洗浄剤を頻繁に使うと常在菌は減り、皮脂不足を補うために皮脂は過剰分泌される。その結果、皮脂が毛根周辺で詰まって酸化し、吹き出物やフケの原因になる。古くなった皮脂は雑菌が繁殖しやすく、においも強まる。
塩に含まれるナトリウムイオンなら、アカに含まれるたんぱく質を溶かし、皮脂も取り去り過ぎない。
善玉常在菌を減らさず雑菌を抑え、頭皮のにおい対策にもなる。
1.髪と頭皮を傷つけないように優しくブラッシングしてほこりなどをとっておく。
2.頭皮を指の腹でマッサージしながら、熱めの温水シャワーだけで洗い流す。
3.2リットルほどのお湯に小さじ1~2杯の粗塩を溶かした洗髪水を頭皮にかけマッサージ。
4.頭皮や髪に塩分が残らないように、温水シャワーでしっかりとすすぐ。
さらさらした仕上がりに。
良質のオイルでマッサージ
洗髪の前に、セサミオイルや椿油(カメリア)、マカデミアナッツオイルなどの良質のオイルでマッサージしておくと、頭皮の代謝を高めて健康に保つためのケアができるうえ、においの対策にもなる。
皮脂に似たオレイン酸が、毛穴に詰まって酸化した脂を落とし、必要な栄養素も補える。
なかでも、原料になる果実や種子に摩擦熱が生じないよう時間をかけて搾りだす低温圧搾法で精製されたオイルは、肌への刺激が少なく、ビタミンなどの栄養価も高いのでおススメです。
シャンプーをした後にもオイルを数滴使うことで、抜け毛やかゆみ、フケ予防などの髪の保護に役立ちます。
ぜひ、お試しください。