レモン精油（エッセンシャルオイル）の香りと性質（効果・効能）Ⅱ

レモン精油は特に高い殺菌作用を持つ精油の一つです。

風邪、喉の炎症と口腔粘膜の炎症には、グラス半分の水にレモン精油を２滴垂らしうがいをすると効果的です。
熱があるときに冷たいレモン精油湿布を額にあてると、とても気持ちがよいです。

レモン精油は体に固有の免疫系を刺激し高めるといわれています。
流感の流行時、白血球を活性化するため、理想的にはアンゼリカと組み合わせると、感染防止になるといわれています。

かゆみを伴う吹き出物にはレモン水で洗うと効果的です。
（１リットルの水にレモン精油を１～２滴、ラベンダーとブレンドしてもよいです。）
例えば、湿疹のような皮膚がかゆくなるときに、これで清拭きするとかゆみが和らげられます。

レモン精油は筋肉を強壮にするので、スポーツオイルとマッサージオイルに適しています。

レモン精油には収れん作用と抗菌作用があり、出血を止め、傷を殺菌する効果が高いといわれています。


（スザンネ・フィッシャー・リチィ：天の香りより）
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