2011年11月28日月曜日

ヤロウ精油(エッセンシャルオイル)の香りと性質(効果・効能)


ヤロウ
野草と樹脂の暖かい香り
ヤロウの学名Achillea millefoliumはトロや戦争の有名な英雄であるアキレスからきています。
アキレスはヤロウを薬草として高くかっていて、傷ついたアキレス腱をこの薬草で治療したといわれています。
ゲルマン人たちは戦争のとき重傷を治す、とても効果のある、奇跡の薬草だとしていました。
このようにヤロウの草には傷を治すほか、収れん作用、抗菌力よ止血作用、炎症抑制力もあるとされています。
ヤロウ精油にも同じ効能があるので、湿布、軟膏、部分浴、包帯の形で傷・怪我・湿疹・アレルギー性皮膚疾患・床ずれなどに用いられます。

ヤロウ精油(エッセンシャルオイル)は自然化粧品を作るのに非常に適しています。
ひりひりする肌を鎮静し、炎症、ニキビを治して殺菌するといわれています。
顔にパックして入浴すると、汚れた肌をきれいにするといわれています。
日焼けを速やかに治すには、アロエベラ油またはオトギリソウ油で希釈して塗るとよいといわれています。
ヤロウとローズマリーと白樺の精油を加えたシャンプーは発毛を促すといわれています。

ヤロウ精油は人間の中の陰と陽を調和させ、この両者のバランスをとるとことで知られれています。この香りは対立するものを調和させ、胸のなかの2つの魂を融け合わせるのに手を貸してくれます。
人生の中で特に激しい変化に対応することを迫られている時期(中年クライシス、更年期、境遇が著しく変わるとき)、または目まぐるしい感情の流れに身を任せて自分を失いそうになる危険があるとき、それらを上手く切り抜けるための良き同伴者になります。

(スザンネ・フィッシャー・リチィ:天の香りより)
http://coonel.net/SHOP/1001.html









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