2012年5月9日水曜日

うつの予防策 食の改善も一手

新年度が始まって約1ヶ月。職場や学校で新しい環境になじめず、気がめいっている人がいるかもしれません。


うつに陥るのを防ぐには、自分の食生活を見直すのも一つの手です。


葉もの野采に含まれるビタミンの一種、葉酸などを多くとる人は、うつの症状が出にくいことがわかってきたそうです。


葉酸は人間が生きていくためにアミノ酸を利用する仕組みと関係し、神経伝達物質の生成にも関与します。たんぱく質や核酸の合成でも重要な役割を果たします。




葉酸はホウレンソウやブロッコリー、アボガドなどの緑色野采に多く含まれます。


エネルギーのもとになる脂肪分もきちんととりましょう。できれば、青魚(さんま・ぶり・いわし等)の脂などに含まれる「n-3系多価不飽和脂肪酸」を摂取し、魚は週に2~3回食べる。



主食は白米よりも玄米の方がビタミンや食物繊維の摂取を増やせます。



1日に飲む緑茶の量が多い人は、うつ症状の確立が低いそうです。お茶に含まれるアミノ酸の一種で、脳内の神経伝達物質や栄養因子の生成に関係あるとされるテアニンが影響している可能性が強いそうです。 

※うつ病になる確立が低い食事 : 健康日本食パターン

 カボチャ、緑の葉野菜、豆腐、緑茶などを多く食べる
 

※うつ病になる確立が高い食事 : 洋風朝食パターン

 パン、牛乳、アイスクリームなどを中心とした朝食


(日本経済新聞 2012.5.6 記事より)

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